筆界君:不動産登記法第123条第2号に「筆界特定 一筆の土地について、この章の定めるところにより、筆界の現地を特定すること(その位置を特定することができないときは、その位置の範囲を特定すること)をいう。」とあります。その位置の範囲を決める場合、公差の条件範囲を明確にしてはじめて、その位置の範囲が特定できると思います。
筆界先生:いいところに気づきましたね。今までは数点の特定する候補の点をつくり、それぞれの候補の点に対して公差条件を個別に検討していました。これから使う「筆界ナビ」は、先に公差の範囲とその位置関係を明確(ビジュアル)にして、シミュレーション(対話)できます。こらは非常に合理的な手順です。資料図がある限り、公差分析に値するしないにかかわらず、この手順は合理的です。これからは、筆界を特定することが修正主義である限り、公差の条件範囲を明確にして、筆界の特定のみならず日常業務(筆界確認)を行うことは重要なことです。
筆界君:調査士先生もそうですが、登記官こそこのことを認識すべきということですね。
筆界先生:この「筆界ナビ」は今までできなかったことを、当たり前のことを、可能にしてくれそうですね。
筆界君:推定筆界点のシミュレーションをし、筆界点を決定したときの解説がありした。
筆界先生:決定するまでに候補点を何点か取りますが、それぞれの候補点ごとに地積公差点検一覧(中央下の横長の表)を付けた経過画面が残せるようです。筆界特定の経過と判定○×がよくわかりますね。なお、それぞれの候補点で、申立人の主張点からの方向と距離、相手方の主張点からの方向と距離、この表(中央右上の表)も出ていますね。候補点の位置画面とこれらの表が同時に経過画面として残せるのは、これはgoodですね。
補足)上の画面は、ブログ用に画像サイズを調整しているために良く見えませんが、実際の画面は非常に鮮明です。
筆界君:資料図の点検をしたときの解説がありした。
筆界先生:資料図も全て点検しすることが必要です。この点検結果をそれぞれの資料図ごとに経過画面で残せるので、便利ですね。地図と地積公差精度点検一覧表が同じ画面で残せるのでわかりやすい。この例は、申立人の公簿地積が地積公差以上に小さく、相手方の公簿地積が地積公差以上に大きく、両方あわせると地積公差以内になっています。一覧表にある○×の判定もいいですね。
補足)上の画面は、ブログ用に画像サイズを調整しているために良く見えませんが、実際の画面は非常に鮮明です。
筆界君:解説では、作業画面をCtrl+PrintScreenで画面保存さえすれば、⑪画面一覧で確認・削除ができるようです。保存した画像の確認表示も、1枚の場合から6枚の場合まで、表示切替ができ見やすいようです。なお、その画像をエクセルに自動で貼り付けて出力できるので、とっても便利ですね。
筆界先生:保存された画面には、そのときの作業項目の文字色が変わっているので、どの作業のときのものかわかるようです。それに、ファイル名がタイムスタンプで、時系列に把握でき、いつ作ったかわかるので、怠けていればすぐわかりますよ。
筆界君:ファイル名は変えられますよ、ちょっとぐらいは・・・・

筆界君:この出力されたエクセルは、画像の下に作業名とファイル名があり、その下に空白のセルもあり、自由にコメントが入れられて、とっても便利ですね。この筆界ナビは、早く使わないと損ですね。
筆界君:点間距離公差の範囲と地積公差の範囲を重ねたダブル公差で、地図訂正と地積更正を判断できるとは、どのようなことですか?
筆界先生:筆界ナビの解説には以下のようですよ。
ダブル公差とは、

地図訂正とは、

地積更正とは、

特定範囲とは、

筆界君:よくわかりました。
筆界先生:この特定範囲は座標にも落せて、現地に復元でできるようですよ。
筆界君:今までに、こんなソフト(筆界ナビ)はなかったですね。
使うのが楽しみです。